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私達「RENOW(リナウ)」の家具も販売していただいている、台湾・高雄にある北欧アンティーク家具を中心に販売するギャラリー「55-Mobler(屋物工作室)」さんをご紹介します。2020年9月にオープンしたおしゃれなライフスタイルショップです。きっとよいモノが見つかるはずです。
55-Mobler (屋物工作室)」がある場所「塩埕区 (エンテイク)」は高雄のどんな場所なの?
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「塩埕区 (エンテイク)」は今高雄で注目おしゃれスポットです。
「塩埕区 (エンテイク)」は高雄で最もレトロなエリアと言えます。
1960年頃の日本統治時代には、高雄市で一番人口が多く賑やかな街でした。1980年頃から街の中心が移り代わり旧市街地になってしまい、街の活気はすっかりなくなってしまいました。その時代から今まで営業を続けている老舗もありますが、時代とともにだんだん少なくなっています。
しかし2000年政府の旧倉庫街の再開発(駁二芸術特区)芸術特区が始まった頃から、家賃の安さの魅力も有り、新しい感覚のお店がだんだん増えてきました。2013年には大義倉庫群の再開発が行われ、塩埕区 (エンテイク)を取り囲むようにほぼすべての倉庫の再開発が完了しました。
同時期から古い建物を利用したおしゃれなお店も続々と出来て来ました。今後はニューヨークのブルックリンみたいな場所になれば良いなと思います。
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統治時代のレトロの街並みに、過去と現代をミックスした雰囲気を味わいながらのお散策は、お勧めです。
「55-Mobler (屋物工作室)」の店内紹介です
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高雄のMRT「塩埕埔駅 (えんていほえき)」の4番出口を出て1分かからずにお店は有ります。北欧アンティーク家具のお店を2名で始め……規模も大きく本格的にこの場で北欧アンティークとギャラリーを2020年9月に始めました。
扉を開けるとまずは生活工芸のギャラリーコーナーがあります
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古い建物をそのままに使っていますが、天井高さも有り空間も広いので気持ちの良い空間が広がっています。ギャラリーコーナーが有り、テーマを決めて色々な作家さんを紹介しています。壁面にも色々な作家さんの器や花器などが並んでいます。
私達が訪ねた日には、台湾の陶芸作家さんの「望氣 Pottery」の展示が行われていました。
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台湾若手陶芸家「望氣 Pottery」さんは「元々台湾のラッパーなどのミュージックビデオの制作などをする映像作家さんだったんですが、商業的な制作が嫌になり、陶芸活動を初めた陶芸家」という話を聞いて、すっかり興味がでてしまい……
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さらに「白い器は北海道の雪をイメージしているよ〜!」と言われ、つい私も購入してしまいました。最高です。上の写真の中の1つです。
北欧アンティーク家具は日本でもめったに見られない品揃えです
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ギャラリー空間の奥は30坪ほどの大きい空間に家具とアートや工芸品がセレクトさせている空間です。靴を脱いで上がる事で、落ち着いたリビングをイメージできるかもしれません。
ミッドセンチュリーの北欧デザイナーモノの商品を中心に凄い品揃えです。
以下の北欧デザイナーのアンティーク家具が展示・販売されていました。
- オーレ・ヴァンシャー(Ole Wanscher)
- フィン・ユール(Finn Juhl)
- ハンス・J・ウェグナー(Hans Wegner)
- ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)
- ハンス・オルセン(Hans Olsen)
- グレーテ・ヤルク(Grete Jalk)
- カイ・クリスチャンセン(Kai Kristiansen)
などなど……有名な北欧・デンマークデザイナーの作品は色々と揃っています。
私が気になった家具を紹介します……まずはデンマークのデザイナー「ハンス・オルセン(Hans Olsen)」による 「Model 563」イージーチェア。良いです。
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「ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)」による「モデル2260」の二人掛けソファーも有りました。隣には「ハンス・J・ ウェグナー(Hans Wegner) 」の「モデルGE181」です。東京でも探さないと中々見つかりません。
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ショーウィンドウでディスプレーされてるのは「ハンス・J・ ウェグナー(Hans Wegner) 」の「モデルCH27」と「モデルJH 501」最高です。「ザ・チェアー」は私の憧れですが……もう少し大人になったらかな?
フィンユールも実際に座れて、現物確認もできます
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「世界でも最も美しい肘を持つ椅子」といわれる名作、フィン・ユール(Finn Juhl)によるワンコレクションの「Model 45 (FJ 4500)」もありました!
実際に座れて触って、ゆっくりその曲線を感じられるのは感動ですね! 皆様も実際に見に行ってください。
「アート」や「照明器具」「うつわ」ライフスタイルを楽しめます
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家具だけでは無く、アートや照明器具、昔のラジオやうつわなど、色々楽しめます。
壁面に掛けられる絵は、ニューヨーク在住の台湾人アーティスト「YOYO」の作品です。こういう台湾のアーティストのアートも同時に展示しているのが、このお店のセンスの良いところだと思います。ミックス感がセンスの良さを感じますね。
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真空管のオーディオや照明器具、うつわに無名でもセンスのよいテーブルなど、楽しいです。
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北欧アンティーク家具とモダンアートの世界観は中々面白いです。
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昔のラジオも良い感じですね。
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良い感じです!
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ブルーの「うつわ」の作品は香港の作家さんの作品とのこと。
ただ北欧アンティーク家具を並べるお店は他にも有ると思いますが、色々なものをここまで上手にセンス良く見せているお店はなかなか無いと
北欧アンティークギャラリー「55-Mobler (屋物工作室)」のまとめ
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皆さんもこのお店に行くってみると、多分「台湾にもこんなおしゃれなお店あるんだー」と驚きますよ!台北でも見たことないほどセンスが良いお店だと思います!北欧アンティーク家具を楽しみながら、台湾作家の器やアート作品も同時に楽しめる空間です。
北欧アンティーク家具が好きな人や、台湾の作家さんやアーティストに興味がある人は是非訪ねて見てください。旅の思い出になる特別な一品が見つかるかもしれません。
台湾、高雄に行った際は「塩埕区 (イェンチェン チュ)」地区も色々面白いお店も沢山ありますので、ぜひ観光にもこの地区を巡るのもおすすめです。
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私達の家具もありますので、ぜひ御覧ください!そして、色々とオーナーに「家具のこと」「お店のこと」「高雄のこと」など対談をしてます。こちらも一緒にどうぞ。
- 住所:高雄市鹽埕區大勇路72-1號
- 交通:高雄の地下鉄MRTの「鹽埕埔」駅下車、4番出口から徒歩1分
- 営業時間:11:00~21:00
- 電話:09-12 119 030
- 定休日:基本的に休み無し
なお、全て1点物のアンティークの為、写真に写ってる商品が現在有るかどうかは直接お店に確認お願いします。なお取材日は2021年5月末になります。